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JR東海が2027年開業困難表明

更新日:2020年8月1日

 大井川の水資源や南アルプスの環境問題をめぐって静岡県とJR東海との間で協議が続けられているが、準備工事着工をめぐるトップ会談も物別れに終わり、2027年開業は困難とJR東海が表明した。あたかも静岡県が反対しているために開業が遅れるような報道がなされているが、実は遅れているのは静岡県だけではない。大鹿村の工区もほぼ2~3年遅れとなっている。静岡県との協議の中で、JRの金子社長がトンネルを順調に掘れれば「月進100m」と言っているが、大鹿村の工区で見ても、とてもそんなペースでは掘れていない。

 そんな中、6月末からの豪雨で7月11日頃から釜沢集落へ通じる林道釜沢線、除山と釜沢非常口ヤードへ通じる県道赤石岳公園線がともに地すべりにより、道路に大きな段差ができたり、谷側に大きく亀裂が入ったりして、両方の道が通行止めとなった。集落は孤立し、工事関係者も避難する状況で、13日からリニア工事はストップしている。その後、集落への道は応急的に段差を埋めて、集落の住民や関係者のみ通行可となり、孤立は解消したが、県道の方は通行止めの状態が続いている。(工事もストップしたまま) また、工事ヤードも大雨によって増水した川にえぐられて被災したようだ。




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